陥没乳頭を治す

陥没乳頭について。
陥没乳頭を治すには？
陥没乳頭の手術、治療。
陥没乳頭を自分で治す方法。


■陥没乳頭って■

陥没乳頭は乳頭が突出せず、
乳輪より奥へ引き込まれている状態で、
美容上もその形態が問題となります。

陥没乳頭は、真性のものと仮性のものに分類できます。
刺激を与えることによって陥没が改善するものは仮性、
それでも陥没したままのものは真性です。

真性の場合は、授乳ができません。
仮性の場合は授乳が可能なこともありますが、
真性と同様、へこんでいる部分に汚れがたまり、
雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、乳腺炎という病気になるリスクが非常に高くなります

もっと重要なことは、陥没した乳頭が
妊娠しても突出してこない場合は授乳できずに、
母親は乳房が腫って疼痛に苦しみ、
乳児は乳頭をくわえられずにイライラするため
双方ともにとってよくありません。
従って、突出していない乳頭は
健常な状態を取り戻しておく必要があります。



■陥没乳頭の原因■

陥没乳頭は、乳管が短い場合や何らかの組織の癒着によって
乳頭部分が中に入り込んでいるのが原因です。



■陥没乳頭を治す■

陥没乳頭を治すには・・・

仮性タイプの人は、治る確率が高いですが、
真性タイプの人は、残念ながら、
なかなか治すのは、難しいです。
やはり、手術・治療という事になってしまいます。

しかし、陥没乳頭のほとんどの人が、仮性です。


・手術で陥没乳頭を治す
乳輪の脇を5ミリほど切開します。

乳管を温存しながら組織を剥離し、
陥没した部位を引っぱり出して固定します。

手術は陥没の程度によって方法が異なりますが、
30分程度で終了します。

局所麻酔なので入院は不要、抜糸は1?2週間後に行います。



■陥没乳頭を自分で治す■

陥没乳頭を自分で治すには・・・

仮性タイプの人は、吸引機で、乳頭を外に出す。

入浴時などにマッサージをして乳頭をつまみ出す。


これらの方法で、陥没乳頭を治すようにご検討して下さい。